Rivista
マウントフジアーキテクツスタジオによる会場構成の「CRAFT SAKE WEEK 2025」レポート。テンセグリティ構造の木架構を立ち上げ、上棟式をイメージした伝統的な祝祭の場として演出。六本木ヒルズアリーナにて2025年4月29日まで開催
大阪・関西万博の建築的にチャレンジした8つのパビリオンの建築と展示をレポート。佐藤オオキ+日建設計「日本館」、SANAA「Better Co-Being」、小堀哲夫「クラゲ館」、橋本尚樹「いのちの平衡館」、周防貴之「Dialogue Theater」、坂茂「BLUE OCEAN DOME」、KOMPAS「万博サウナ」、三菱地所設計「三菱未来館」の詳細を紹介。
大阪・関西万博メディアデー レポート。国内外のパビリオンや、施設建築の見所を紹介。EXPO 2025 Osaka, Kansai, must see architecture
「大阪・関西万博 若手建築家による20施設」レポート。1980年生まれ以降の若手建築家を対象に行われたプロポーザルによって選ばれた20組の建築家による万博会場内の施設。会期2025年4月13日〜10月13日EXPO2025 Osaka, Kansai, Japan, 20 Facilities Designed by Young Architects
aat+ヨコミゾマコト建築設計事務所による「THE GRANDUO OKUSAWA UTAKATA」レポート。周辺の環境を大切にして大きなボリュームが立ちはだからないようにし、外部空間をふんだんに取り入れた変化のあるプランニングによる付加価値の高い賃貸共同住宅。The Granduo Okusawa Utakata, Tokyo, by aat + makoto yokomizo architects
黒川智之建築設計事務所による新宿の「KEITOKU BLDG.」レポート。敷地奥側に汎用性の高いボックス型のテナントスペースを設けつつ、接道側に都市へ接続する中間領域となるような“ファサード空間”を設けた。Keitoku Bldg., Tokyo, Tomoyuki Kurokawa Architects
「リビング・モダニティ 住まいの実験 1920s-1970s」展レポート。現代の我々の住環境を形作ることとなる14の傑作住宅を多角的に検証する展覧会。ミースの未完作品を原寸大で再現もしている。国立新美術館にて2025年6月30日まで開催LIVING Modernity: Experiments in the Exceptional and Everyday 1920s–1970s, The National Art Center, Tokyo
「杉並建築展 2025 — 説明のそとがわ」レポート。建築家によって地域社会をつなぐことを目的として開催されている展覧会。2025年3月24日まで高架下空き倉庫で開催
後藤周平建築設計事務所による練馬区の「東大泉の家」レポート。木造中古住宅をリノベーションし、閉じていた接道面を大胆に開け放ち街へ繋がるおおらかなファサード面とした。House in Higashioizumi, Tokyo, by Shuhei Goto Architects
建築家 千葉学の自邸「父の家」レポート。千葉の父が長年住んでいた住宅を二人で暮らすために建て替えた。住み始めて暫くして思いがけず家族が増え使われ方が突如変容した。竣工3年後の取材となる。Father's House, Tokyo, by Chiba Manabu Architects
「KASA展:ものさし と まなざし」レポート。コヴァレヴァ・アレクサンドラ+佐藤敬 / KASAによる初の個展。独立してから様々なプロジェクトに全力で取り組んだ5年。今大事にしていることを将来に向けて書き留めるような展覧会。東京・南青山のプリズミックギャラリーにて3月2日まで開催。Solo Exhibition by Aleksandra Kovaleva + Kei Sato / KASA : By Ruler, By Gaze
伊藤博之建築設計事務所による東京都港区の集合住宅「hanaqumoi / 花雲居」レポート。同じプランの住戸を連続させず、住み手の多様な生活スタイルを許容できるよう内外を複雑に操作し、様々な居場所を生み出している。Hanaqumoi Apartment, Tokyo, by Hiroyuki Ito Architects
「吉村靖孝展 マンガアーキテクチャ― –建築家の不在」レポート。建築家個人の作家性を「不在」にしたら何が起きるのか?吉村氏の7つのプロジェクトを題材に、7人の漫画家が自由に描き下ろし、建築の新たな解釈の可能性を探る。TOTOギャラリー・間にて2025年3月23日まで開催Yasutaka Yoshimura: MANGARCHITECTURE―Absence of an Architect
2024年にJapan-Architects Magazineに掲載した記事のうち、閲覧者数トップ10をまとめました。The 10 most popular articles of 2024 - Japan-Architects Magazine
川口琢磨建築設計事務所による鹿児島県霧島市の「JR日豊本線 霧島神宮駅 改修 」。国宝霧島神宮の最寄り駅であるが5km以上離れているため利用されにくい現状があった。そこで経由地に留まらず、観光拠点にもなる目的地としての駅の在り方を模索した。Kirishima Jingu Station Renovation, Kagoshima
黒崎敏/APOLLOによる「MORANDI」レポート。高層集合住宅の一室を全てモルテーニの家具で設えたリノベーション。内装設計においてシステム家具を建築的なストラクチャーと捉え、家具が空間のシークエンスとストーリーを生み出す。
橋本尚樹 (NHA) 初の個展をレポート。2025年大阪・関西万博シグネチャーパビリオン、福岡伸一プロデュースの「いのち動的平衡館」を中心に紹介。橋本尚樹が未来に向けて挑戦した建築。2024年11月2日〜12月14日/プリズミックギャラリー
aat + ヨコミゾマコト建築設計事務所による「東京藝術大学大学美術館取手収蔵棟」レポート。増え続ける藝術資料を収蔵するため30年振りに増築された。アートへの考え方や関わり方が変化するなか藝術資料を見学できる「魅せる収蔵庫」となっている。
成瀬・猪熊建築設計事務所の新オフィス「高円寺のオフィス」レポート。オフィス家具のイトーキと共同開発した自由で創造的な空間を実現する家具を用いて空間全体をデザイン。
三木達郎+本橋良介/MMAAAによる東京都板橋区の「蓮沼町のアパートメント」。スケールの小さな街並みに大きく立ちはだからないよう分棟したり、テラスを大きく穿つことで規模感が突出しないよう配慮。それらは住み手にとっては豊かな外部空間となる。Apartment in Hasunuma-cho
佐竹永太郎/STAR (エスティエイアール) 率いるteamSTAR®︎による千葉県の別荘「Villa B」レポート。敷地内に温泉が湧く豊かな自然に囲まれた環境で、本格的な温浴施設を備えた旅館のような至極の週末住宅。Villa B, Chiba Japan
「SD Review 2024」入選展レポート。実際に“建てる”という厳しい現実の中で、設計者がひとつの明確なコンセプトを導き出す思考の過程を、ドローイングと模型によって示す展覧会。会場は東京・代官山のヒルサイドテラスF棟・ヒルサイドフォーラム。2024年9月13日〜9月22日
西久保毅人/ニコ設計室の個展「それはあなたの言葉から」レポート。“建築の王道からは外れている” と自己評価する西久保が施主の言葉や思いを丁寧に拾い上げ、人や街が幸せになるような建築を作り続けた23年間を振り返る。2024年9月7日〜10月19日/プリズミックギャラリー
稲山貴則建築設計事務所による神奈川県逗子市「山の根の躯体」レポート。建物が建築されたことのない敷地で、谷戸を見渡せる眺望を得るために一塊のRC躯体を崖から突き出し、崖地の厳しい法規と構造に挑戦した住宅。Frame on Yamanone, Kanagawa Japan, Takanori Ineyama Architects
「住宅建築賞2024入賞作品展」レポート。新人建築家の登竜門として定着している東京建築士会主催のアワード。多様化している「すまい」の新しい可能性を見出そうとするもの。2024年8月20日〜8月28日/建築会館ギャラリー
納谷新+島田明生子/360°による東京都「武蔵小金井の住宅」レポート。床に大胆な斜めの切れ込みを入れ、さらに斜めの外部空間を大きく穿つことで、周辺環境を積極的に取り入れた豊かな住環境を生み出した。House in Musashikoganei, Tokyo
長谷川駿・内田久美子・猪又直己/JAMZAによる東京都江東区の「深川えんみち」レポート。高齢者デイサービス、学童保育クラブ、子育てひろばの3つからなる複合型福祉施設。福祉施設がまちと繋がり多世代が共に集い、かつ誰もが利用できる建築。Fukagawa Enmichi, Koto-ku Tokyo
畑中弘+桂野谷寿子/H2Oデザインアソシエイツによる東京の「ライトウェルのある都市住宅」レポート。子育てを終えた夫妻が人生のセカンドステップを充実させるべく、長年温めてきた構想を建替えで実現させた省エネルギー住宅。Urban housing with lightwells, Tokyo
長崎辰哉/アトリエハレトケによる神奈川県の「葉山の展望住居」レポート。内外をシームレスに行き来しながら、様々に過ごせるよう居場所が散りばめられ、空や山並み、街並みとつながる見晴らし台のような住宅。Observatory House in Hayama, Kanagawa Japan
重松象平/OMAパートナーが会場デザインを手掛けたディオール(DIOR)の香水をめぐる展覧会「ミス ディオール展覧会 ある女性の物語」内覧会レポート。
前田紀貞/前田アトリエ都市|建築による東京の住宅「ZONE」レポート。壁・天井・床の様々なずれやコンクリート打設で発生する目違いやジャンカ、木くずなどをそのまま雑味として放置し、深みのあるゾーンを生み出すクリエイターのための家。ZONE, Tokyo, N-Maeda Atelier
「工学院大学藤木研究室の環境建築・実験建築 2001-2024」展レポート。2026年春に退官を迎える藤木隆明が大学の研究室や、F.A.D.Sと協働したコンペプロジェクトなどの成果を紹介する。The Environmental and Experimental Architecture of Fujiki Studio, KOU : : ARC 2001 - 2024
2025年大阪・関西万博会場内の20施設の設計を手掛けた若手建築家20組によるイメージパース、施設概要、設計コンセプトの一覧List of image perspective and design concepts by young architects who designed 20 facilities in the Osaka-Kansai Expo 2025 Osaka Kansai
「魚谷繁礼展 都市を編む」レポート。京都をベースに活動する魚谷繁礼初の個展。特に京都では調査研究をもとに都市とその建築に流れる時間やコンテクストを“編み込む”ように設計をしている。本展では主に町家の改修プロジェクトを紹介し、日々失われていく京町家の風景を後世に遺すことの重要性を考える。会期:2024年5月23日~8月4日, TOTOギャラリー・間Exhibition, Shigenori Uoya: Re-Weaving Urban Fabrics, at TOTO Gallery MA, Tokyo
添田貴之/添田建築アトリエによる東京都新宿区の集合住宅「i-Ap」レポート。旧神田川の名残がある不整形の敷地において、方向性を持たない井の字型の壁を設定し、敷地形状や路地に対して自然な構成で住環境を整えた。i-Ap apartment, Tokyo, by Soeda and Associates
廣部剛司建築研究所による東京都世田谷区の「上北沢のコートハウス」レポート。中庭を重視した計画で、そこから光を取り込むのは当然として “その先のグラデーション” をどのように表現するか、開口や素材を探求した住宅。Court House in Kamikitazawa, Tokyo