五十嵐久枝による「空間を色で着せ替えよう!展」レポート

Neoplus Sixten Inc.
2. 9月 2015
Photo by Neoplus Sixten Inc.

1回目の今回は「問屋街カフェ」。
 

中川ケミカルがある東日本橋は元々問屋街で、多くの繊維問屋が軒を連ねていた。

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 江戸時代には暖簾に文様や家紋が店の看板として軒先を飾っていた、その風景をイメージした。
 

ちなみにCSデザインセンターのインテリアはエマニュエル・ムホーさんによる設計。

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江戸時代に和柄の多くが生まれた。「分銅繋ぎ」という縁起の良い文様を中川ケミカルの「川」の文様として引用。

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中に入ると淡い色調に包まれる。これまでビビッドな色調が多かったカッティングシートだが、かねてより要望の多かったペールトーンを発売した。

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最近原研哉さんがリニューアルを手掛けたカッティングシートの見本帖。
 

カラーチップの上の方に並ぶのが新色ペールトーン。

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 モノトーンにも新色。同じ「白」にも幅を持たせ、ハーフマットとマットがそれぞれラインナップされた。

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会場は本当に「カフェ」になっており、紅茶、宇治抹茶ラテ、カプチーノ、ブレンド珈琲を頂くことができる(無料!)。

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会場に一番似合いそうな宇治抹茶ラテを注文。思った通りぴったり。

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五十嵐さんオリジナルデザインのペンダントライトも。

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分銅繋ぎを家紋風にあしらっている。

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「新色モノトーン・ペールトーンの柔らかな雰囲気が江戸時代と現代、和と洋の掛け合いを創造させてくれました。」と五十嵐さん。
会場はこの後「オフィス」と「キッズスペース」に模様替えする予定。

【空間を色で着せ替えよう!展】
1st CAFE | 2015年8月27日(木)〜2015年10月30日(金)
2nd OFFICE | 2015年11月16日(月)〜2016年1月15日(金)
3rd KIDS SPACE | 2016年2月1日(月)〜2016年4月28日(木)
会場:CSデザインセンター
詳細:www.nakagawa.co.jp/news/150817.html

 
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