プロジェクト

山縣洋建築設計事務所

NS

千葉県, 2021

「車8台、バイク5台、自転車4台、平屋 リビングからも車を眺めたい」。建築主の現在の住まいの北側に広がる駐車場と畑をあわせた280坪の平坦な敷地に新しい住まいを計画した。 所有している車を見ると、どの車も美しく共通して車の幅が広く高さが低い。その横長の美しいプロポーションを...

森清敏 + 川村奈津子 / MDS

等々力の家

東京, 2017

都市の隙間 - 起伏の残像が残る、細いところで間口2mにも満たない南北に細長く歪な土地に建つ住宅。奥に行くに連れ緩やかにカーブして狭まる敷地境界に沿って4つの小さなブロックを連ね、ブロック毎に雨仕舞や使い勝手により東西方向に片流れ屋根を上下に振幅させている。ブロックのずれに...

石川淳建築設計事務所

Matsubara House

Tokyo, 2020

東京都世田谷区に完成した集合住宅事業主が企画した基本構想にそって設計・監理を当事務所で行った共同住宅です。鉄骨造の3階建てで、1階は法令上長屋で、地上2階と3階は共同住宅となっています。外壁はアスファルトシングル葺きで、事業主の持つ欧州の街並みファサードのようなイメージを実...

石川淳建築設計事務所

OUCHI-47

東京都, 2021

東京都で完成したホームエレベーターのある住宅です。お施主様は表通りで商店を営んでいた小ビルにお一人でくらしていて、その裏通りにも土地をもっておられました。「ビルは売却して裏通りの土地で小さな家に住みたい」と思い立たれての設計ご依頼です。 土地の広さは19坪ほどで、東京では...

添田建築アトリエ/添田貴之

下北沢の集合住宅

東京都世田谷区, 2019

敷地は商店街に隣接した住宅地で、前面道路には戸建て住宅と集合住宅が建ち並ぶ。およそ300平米程の敷地における8戸の住戸からなる集合住宅で、狭くても南側に庭を作ること、出窓を設けること、仕上げに関する事項が条件とされた。 前面道路向かいの住宅は低層で庭も魅力的であるが、三方...

添田建築アトリエ/添田貴之

Carré

千葉県千葉市, 2013

敷地は東京湾から300m程の距離に位置する。 およそ50年前に埋め立てられ、人工的に区画割された問屋街だ。 強い潮風とそれに伴う塩害に対処すべく、鉄・ステンレスを用いず、コンクリートとガラスのみで作られた4枚の壁で住戸群をはさむよう構成した。s従って、外観に表れる素材の種...

添田建築アトリエ/添田貴之

TUNNEL

東京都渋谷区, 2012

東京有数の都市公園に面し、東西に接道する敷地に立つ集合住宅である。外壁はコンクリート打ち放しに黒色透明の疎水材をコンクリートの表情が表れるように塗装している。通常はコンクリート打ち放し仕上げには化粧型枠としてパネコートを塗布した合板を用いるところを出来るだけラフな質感に仕上...

株式会社ワークテクト

Roku Kyoto – LXR Hotels & Resorts

京都, 2021

このホテルは谷あいに位置し、鷹峯三山と天神川に囲まれた緑豊かなロケーションに、本阿弥光悦が芸術村を築き上げた琳派発祥の地という歴史があります。 照明のコンセプトは「Essence」「Ritual」「Traditional Material」そして「匠」です。土地の記憶を大切...

森清敏 + 川村奈津子 / MDS

鎌倉浄明寺の家

神奈川, 2019

 古都鎌倉の小高い丘の頂。岩盤の表層を柔らかい土が覆う、この地域特有の地層が形成されている。敷地レベルは入口道路面より表層土分上がっている状態であったが、建物の部分のみ表層土を払い、基礎底盤を直接岩盤に置いた。入口道路から建物までのアプローチも表層土をかき分け緩やかに建物内...

松山将勝/松山建築設計室

宜野湾の住宅

沖縄県宜野湾市, 2019

小松隼人建築設計事務所

江波の家

広島県, 2019

【建築と環境を繋ぐ「接庭」】 広島市内に建つ設計者の自邸。初めて敷地を訪れたとき、目の前の江波山を貫通するトンネルと擁壁によって敷地のほとんどが日影で覆われ、トンネルを抜けるとさまざまな企業の工場が建ち並ぶためか車の往来が多い。形も不整形であり、このネガティブな条件が先行...

岩佐周明 / 岩佐設計工房

茗溪学園創立30周年記念 / アゴラ棟

茨城県 つくば市, 2017

筑波研究学園都市の南端に位置する茗溪学園は、国内外から生徒が集い、世界的に活躍する人材育成を建学の理念として1979年に設立された。この建築はその創立30周年に伴い起案され文部科学省によるIB(国際バカロレア)プログラムの指定校認可を機に実施された。  建築は明快な構成と...

岩佐周明 / 岩佐設計工房

武蔵野アトラスターズスポーツクリニック

東京都 武蔵野市, 2018

この施設は、ラグビートップリーグ「武蔵野アトラスターズ」に所属するチームドクターと理学療法士のノウハウを地域医療発展の為に還元する目的で設立されたクリニックです。駅近くの集患効率が高いテナントビルという立地条件を踏まえ、限られた空間にリハビリテーション空間と機能的な診療空間...

伊藤博之建築設計事務所

カラスヤマテラス

東京都世田谷区, 2019

低層の住宅街における木造長屋の計画。建物の高さを抑えていくつかのボリュームに分け、専用階段の一部を外部として抜けを設けるなどして、敷地全体を明るく風通しよくすることを意図した。これが周辺街区に対しても、明るさを提供するだけでなく、道路に開放された公園のような場所として、都市...

永山祐子建築設計

西武渋谷店A・B館5階

東京都渋谷区, 2015

5FのA館婦人フロアとB館紳士フロアは感度の高い大人の女性、男性をターゲットとした新しい共通環境が求められた。もともとの環境は多くの百貨店の共通環境のように開放的でニュートラルな印象の空間であった。今回は路面店舗を作るようにあえて特徴的なコンセプトをたて、親密さを感じるよう...

永山祐子建築設計

IZAMA/居様

京都府中央区, 2014

京都の中心地、中京区の歴史ある街路に位置し、敷地内の古い既存蔵と中庭を望む和食レストランである。蔵の外装仕上げでもある白い漆喰壁を極限まで薄くし、庭の風景、店内のそれぞれのシーンをシャープに切り取るフレームとして構成していった。この壁は天井からカーテンのように吊られている。...

永山祐子建築設計

豊島横尾館

香川県土庄町, 2013

2013年の瀬戸内国際芸術祭、夏会期に開館した瀬戸内海豊島の港町家浦の集落の中にある横尾忠則氏の美術館。古民家3棟のリノベーションと一部増築から成る。非日常空間と日常空間が隣り合う特徴的な敷地であった。この美術館で目指したのは建築と作品が一体となった空間。建築という3次元表...

永山祐子建築設計

勝田台のいえ

千葉県八千代市, 2013

千葉県勝田台の店舗兼住居。1F は手前にパティスリーと、奥に厨房、2、3 F はオーナー夫婦と2人の子供、4人家族の住居となっている。1F 手前の店 舗部分の上部は1層分の空気の層をもうけ、3F 住居がその上に配置される断 面構成となっており、1階前面道路から見ると、店舗の...

STGK Inc. | スタジオ ゲン クマガイ

三井アウトレットパーク木更津 3期

千葉県, 2018

多様な緑の溢れる日本一のアウトレット 2018年10月に増床リニューアルオープンし、アウトレット施設として日本一の店舗数となった三井アウトレットパーク木更津。既存エリアから引き続き増床エリアのランドスケープデザインをSTGKが担当しました。今回は“GARDEN RES...

STGK Inc. | スタジオ ゲン クマガイ

海南nobinos(ノビノス)

和歌山県, 2020

街を見守る丘 海南市では老朽化を理由として移転する市庁舎の跡地に、図書館を主として市民の溜まり場、生涯学習支援、子育て支援などの機能をもつ複合施設、海南nobinosを建設することとなり、私たちはそのランドスケープデザインを手がけました。 地上階を駐車場とした建築の...

STGK Inc. | スタジオ ゲン クマガイ

津久井やまゆり園「鎮魂のモニュメント」

神奈川県, 2021

空とつながる水鏡 津久井やまゆり園のエントランス広場に設置された直径約2mの大きな器。黒御影石を磨き込んで作られたこの器は、この場所から見上げた空を写し込みます。 器の底には、全ての人がその人らしく生きられる社会の実現をめざすため制定された「ともに生きる社会かながわ...

岸和郎 + ケイ・アソシエイツ

西ノ京丘陵の家

奈良県奈良市, 2021

夫婦二人+子供という核家族のための住宅であり、奈良の郊外に建つ。 日常的に使用する自動車や趣味のための二輪車などの台数が多いため、前面道路に面しては駐車用のスペースが間口一杯まで必要になる。そのためファサードはその分だけセットバックし、1階の趣味室が大きく開放している以外は...

岸和郎 + ケイ・アソシエイツ

指扇の家

埼玉県さいたま市, 2021

東京の郊外、畑や離散して建つ建物が拡がるのどかな田園風景の中に建つ住宅である。最初にこの敷地を訪ねた時に唐突に思い出した風景がある。それはリチャード・ノイトラの1937年に竣工したストラスモア・アパートメントの写真、それも建築そのものではなくその背景の自然を思い出したのだ。...

二俣公一/ケース・リアル, 二俣スタジオ

鈴懸本店

2008

静寂に包まれる漆黒の菓舗・・・歴史ある商人の町、福岡市博多区上川端町での和菓子屋の計画。菓舗と茶舗を有するこの和菓子ブランドの旗艦店である。この 店舗にとって菓子を扱う場所こそが最も神聖な場所であるという思想の元、ここでは路面店ながらも菓舗は敢えてメインストリートに接するこ...

二俣公一/ケース・リアル, 二俣スタジオ

イソップ 札幌ステラプレイス店

2016

雪の中にひしめくシラカバの原生林。街を取り囲む雪化粧の山々とその霞がかった山際のぼんやりとしたライン。そしてそこに広がる建築物などの人工物ー。札幌、広くは北海道にあるそのような風景にインスピレーションを受け、ある種ポエティックでもあり、情景的な空間をストアの世界観として表現...

二俣公一/ケース・リアル, 二俣スタジオ

DAIMYO509

2018

福岡の中心部に位置する大名は、細く入り組んだ路地に飲食やファッションなどの雑居ビルが密集する商業エリア。一方で古くからの住宅も点在しており、低層と高層とが混在する独特の雰囲気を持つ。今回その中でオーナーが求めたのは「優良なテナントが入居しやすい二層の建物」というもの。これを...

二俣公一/ケース・リアル, 二俣スタジオ

多㐂川(たきがわ)

2019

わずか6坪弱の鮨店の計画。計画地は元々クリーニング店が入居していた小さな木造平屋の建物で、その敷地形状から不整形な外壁ラインと屋根形状をもった建物であった。施主からの希望は、職人が中央に位置するカウンター方式にすること。そこでカウンター形状を外壁ラインに沿わせながら丸みを持...

二俣公一/ケース・リアル, 二俣スタジオ

CHALET W

2019

施主は、海外から毎年日本に短期滞在しているスノーボードの愛好家。彼が滞在中に家族と過ごすための場所であり、さらにはゲストとリラックスして交流できるようなシャレーを計画することとなった。敷地はスキーリゾートとして有名なニセコエリアの一画で、周囲を白樺に囲まれた雑木林の中にある...

二俣公一/ケース・リアル, 二俣スタジオ

ARTS & SCIENCE 福岡

2021

アーツ&サイエンスが福岡に新たに構えるストアの計画。クライアントは「上質な日常」をコンセプトに、服などの身につけるものから職人によって作られた工芸品・プロダクトなど、商品を丁寧に吟味し、長く使ってもらえる良いものを追い求めながら店づくりを行なってきた。計画地となったのは、福...

二俣公一/ケース・リアル, 二俣スタジオ

イソップ 新宿店

2020

林立する高層ビル群、隙間がない程の雑踏、そしてネオンサインなどのギラついた街の空気-。「新宿」という街は非常に人工的で混沌とした都市でありながら、どこか 80 年代を彷彿とさせるノスタルジックな空気や、人間臭さ、儚さが漂っている。 私たちは新宿のこのような空気と、ある種その...

二俣公一/ケース・リアル, 二俣スタジオ

Gallery COMMON

2021

東京、原宿エリアにあるアートギャラリー「Gallery COMMON」の移転に伴う内装計画。施主は原宿を拠点に様々なアートスペースを運営しているクリエィティブエージェンシーで、「Gallery COMMON」においても独自の視点で選び抜かれた作品を通して、新たな価値観やカル...

二俣公一/ケース・リアル, 二俣スタジオ

DDD HOTEL

2019

日本橋馬喰町に37年続いたビジネスホテルの改修計画。一般に、効率性や採算性といった観点から、国内のビジネスホテルは単に寝るためだけの場所となりがちである。今回の計画ではそのような傾向を背景に、現代に必要とされるビジネスホテルとは何か、プロジェクトチームと共にその再定義が行わ...

二俣公一/ケース・リアル, 二俣スタジオ

海のレストラン

2013

瀬戸内海に浮かぶ豊島(てしま)の海辺に建つレストランの計画である。 瀬戸内国際芸術祭の開催エリアの一つともなっているこの島は、瀬戸内海の豊かな恵みを受け昔から酪農や稲作が盛んであり、一時は過疎化で人手が不足し荒れていた伝統的な棚田も、近年では多くのボランティアの手によって...

シーラカンスアンドアソシエイツ

立川市立第一小学校・柴崎学習館・柴崎学童保育所

東京都立川市, 2014

立川第一小学校は、立川市でもっとも長い歴史のある学校で平成 21年度には学校創立140周年の記念行事が行われている。しかし、築50年を経過し、耐震性の問題があるため、新しい校舎に建替 えることになった。 建替えにあたって、柴崎学習館と、本来小学校に隣接されるべき柴崎学童保...

シーラカンスアンドアソシエイツ

風の街みやびら

広島県庄原市, 2014

この建物は,広島県庄原市に建つ高齢者福祉施設である.利用者の家族や近隣の方が気軽に立ち寄れる,木の温かみがある家が理想という施主の要望から,地域に開放された遊歩道や路地,庭を設けて,木造平屋の特別養護老人ホームとショートステイ(以下,特養)が5棟,デイサービスが2棟,本部棟...

蘆田暢人建築設計事務所

変形方形の平屋

茨城県水戸市, 2020

平屋という形式は豊かである。その豊かさを最大限に享受できるよう、木の架構を現しにした一つ屋根の下におおらかな空間をつくった。屋根は、家族団欒の中心となる造り付けの食卓の上に棟を集め、その頂点には大きなトップライトを設けた。家の中心、家族の中心にいつも光が差し込む。必然的に屋...

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