Projects
荒谷省午建築研究所
目神山の住宅
兵庫県, 2019
老朽化した住宅の建替計画。敷地内の前庭やアプローチを残しつつ、様々な内部と外部との関係が生まれるように敷地全体に及んで建物を配している。大小のボリュームが少しずつ雁行しつつレベル差を持って連なり、それらを一筆書きの勾配屋根が覆っている。囲まれた中庭を閉じることなく、別の庭と...
荒谷省午建築研究所
登美ヶ丘の住宅
奈良県, 2017
敷地と道路との高低差を利用して各室をスキップさせ、それらを中央の階段でつないだプランを持つ住宅。それぞれのスペースが独立しながらも大きなワンルーム空間となっている。その階段下には薪ストーブが置かれ、文字通り火を取り囲むようなプランとなっている。
邸宅巣箱 / 早坂直貴+斧田裕太
家型礼讃
神奈川県鎌倉市, 2022
これは家型の力を用いて「住まう意志」を結晶化させた住宅である。 古くから使い尽くされてきた家型。その効用は数え切れない。家型を用いることは、まず町並みに馴染ませるための常套策である。そして雨仕舞の合理性から、山間では特に信頼できる形式である。このように家型は、第一に実務面...
Jun Ishikawa Architect
Ouchi-49
Tokyo, 2022
The conditions were to create a minimalist design inside and out, to be able to park a slightly oversized 4-wheel drive vehicle in front ...
藤原昌彦 / バウムスタイルアーキテクト
田井の家
岡山県玉野市, 2019
数年にわたり豊かな環境を求めて土地探しを行い、この山間の地にたどりついた。 要望としては、この環境を活かした暮らしと、アレルギーを持つ子供がのびのびと暮らせる住まいであった。この山間の自然豊かな環境に溶け込み、風景の一部になるような建築を目指した。 奥行の浅い敷地の為、...
藤原昌彦 / バウムスタイルアーキテクト
高梁の家
岡山県高梁市, 2019
敷地は岡山県高梁市内、備中松山城の城下町の一角であり伝統的な街並みを残した通りからほど近い場所に位置している。 計画前に敷地を訪れると、高梁の街並みを彷彿とさせる立派な蔵や日本庭園、そして控えめな佇まいの平屋建ての住宅が残っていた。クライアントは、この広い敷地を有効に利用...
APOLLO / 黒崎敏
ESPACE
東京都品川区, 2022
敷地は都心エリアの住宅地。北側道路の一角に建つ「ESPACE」は、40代夫婦が暮らす木造2階建ての小住宅である。 互いにライフスタイルのセンスに長けたクライアントは、必要以上にモノを持たないミニマリストでもあり、コンパクトな敷地でもプライバシーに配慮した、広さより広がりのあ...
NKS2 architects
Sky Vessel House
Kanda-town, Fukuoka, 2022
This is a house for a couple living in a suburban residential area. Although the couple's living space was important, they also needed a ...
邸宅巣箱
ポジティブ・イミテーション
神奈川県横須賀市, 2022
イミテーショナルな素材には、「使わざるをえなかった」という弁明が付き纏うのはなぜだろう。圧倒的なクオリティまで昇華した模造品をみるとき、むしろその背後にある製造者の企業努力や技術力が透けてみえて、感動することはないだろうか。イミテーションを素直に肯定することでデザインの可能...
藤原昌彦 / バウムスタイルアーキテクト
御津の家
岡山県岡山市, 2022
岡山市北区に建つ、30代前半の若いご夫婦と一人のお子さんための住宅である。(将来二人目を予定)敷地は、市内中心部から北に位置し少し古い住宅街の一画。近くにはクライアントご主人の実家があり、幼少期の頃から遊び場にもなっていた馴染み深い場所である。敷地からはどの方位でも遠くに緑...
藤原昌彦 / バウムスタイルアーキテクト
関の家
岡山県岡山市, 2020
岡山市内の閑静な住宅街に建つ、家族四人が暮らす住宅である。 敷地は南側道路に面し東西方向に長いため、自然エネルギー(太陽熱)を効率よく享受できるように思えた。 日々忙しく働かれるクライアントが、在宅時に心からくつろげるような美しく、かつ元気な子供たちがのびのびと心地よく過...
藤原昌彦 / バウムスタイルアーキテクト
牛窓の家
2018
定年を機に関東から移住されたご夫婦二人暮らしの住宅。 温暖な気候と災害が少ないという点から岡山県の南西部、瀬戸内市牛窓町に決められた。 敷地は瀬戸内海にほど近い、町の分譲地。 ご夫婦は海外生活が長く、その土地土地で購入された家具や雑貨、絵画をたくさん持たれている。 余生を過...
藤原昌彦 / バウムスタイルアーキテクト
二つ庭の家
岡山県岡山市, 2016
岡山の中心部、大学のキャンパスが近くにある住宅地に建つ住まい。 街中住宅のプライバシーの確保のため、プライベートな庭を囲むL型のセミコートハウスの住まいを考えた。 北側の山々からの緑の連なりを意識し、北側にも庭を配置した。 家のどこに居ても庭を楽しめ、家族の気配が感じられる...
藤原昌彦 / バウムスタイルアーキテクト
白石の住居
岡山県岡山市, 2014
新しく分譲された一般的な住宅街に建つ住まい。敷地は比較的ゆったりとしている。 仕事で忙しくされているご夫婦とその子供2人が、日々の雑踏を感じずくつろげる家を求められた。 雑踏を感じさせないように、プライベート空間とパブリック空間をきちんと分けることを意識し、分けつつもつなが...
土田拓也/no.555 一級建築士事務所
MAZ / 南麻布ダンススタジオ
東京都港区, 2020
音楽スタジオとダンススタジオを持つ住宅。 住宅街に建つスタジオの場合、「音と振動」について慎重な計画が必要である。 もっとも音の大きいレッスンは地下へ、それより小さい音のレッスンは1階へレイアウトされ、音と振動への配慮を行ない、それぞれのスタジオは通常の2層分の階高を持ち、...
土田拓也/no.555 一級建築士事務所
NUT / cell
香川県宇多津町, 2018
計画地は、香川県の西側にあたる宇多津町。狭い地域に寺社が点在し、四国八十八ヶ所霊場の一つにもなっている。 施主は5人家族で、夫は転勤が多く、子供3人も成長と共に「部屋」の必要性がどう変化していくか予測仕切れない。一人、また一人、家を出て行くかもしれない状況化で、「部屋」を...
MMAAA
茅ヶ崎の段床
神奈川県茅ヶ崎市, 2019
旧くからの友人である施主は三人家族、いわゆる地主の筋で代々この土地に暮らしている。 この建物の隣接地も家族が所有する土地なので、ゆったりとした庭に面した住宅を望むのかと思いきやそんなことはない。実家の広大な庭の管理がトラウマになっているので、木は一切植えずにドライな外部空間...
アラキ+ササキアーキテクツ
密集市街地の光階段
東京都北区, 2023
密集市街地のささやかな恩恵を最大化すること 密集市街地の幅3.3mの北側前面道路と1.3mの南側路地に挟まれた、わずか45㎡の敷地に建つ建築面積26㎡の4人家族のための住宅である。南側の僅かな空地に、狭いながらも光環境を整えられる手がかりを感じる敷地であった。狭小密集地で最...
アラキ+ササキアーキテクツ
極楽寺の家
神奈川県鎌倉市, 2019
敷地は谷戸が枝分かれした突先の変形旗竿地に位置し、北側の擁壁は太陽光を受けて明るく、周辺の植生が豊かに育っていた。 現代美術家の施主夫妻は、敷地環境を気に入り、住居機能だけでなく制作活動の場や人を招き入れる家を望まれた。 計画においては、空間で場を統制する考えではなく、擁壁...
邸宅巣箱
道のりを織り込んだ家
神奈川県鎌倉市, 2020
所在地は鎌倉の西御門である。鶴岡八幡宮の東側に位置し、鎌倉幕府の御所西門があったことから、この名がつけられた。 その歴史的背景のため、繁華街から物件までの道程は、街のアイコンが数珠つなぎとなって立ち現われ、それらを巡り進んでゆくことになる。桜の参道で有名な鶴岡八幡宮の段葛...
邸宅巣箱
環境を切り取る2つの窓をもつ家
神奈川県鎌倉市, 2019
東京郊外は北鎌倉の山の上に建てられた小住宅である。 この土地特有の六国見山への雄大な眺望と、頭上に延びる青空の広がり。この住宅には、その豊かな環境を切り取る2つの窓を持たせた。それらは互いに全く異なる形式ながら、それぞれがこの環境のある特長的な側面を増長させる装置である。 ...
MMAAA
ミキハウス
神奈川県厚木市, 2019
敷地は都心から少し離れた丘陵地にあり、なだらかな起伏に沿って雛壇造成された住宅地の風景が広がっている。住まい手は夫婦と子供2人。絵画制作、勉強、遊び、食事、就寝などの行為に応じた場が敷地いっぱいに広がっているような状態が求められた。また戸建住宅地という環境において、周囲に開...
UND一級建築士事務所
谷陰の光
千葉県, 2017
計画地一体は周辺から窪んだ地形で、周囲をすり鉢状に家並みが建ち並ぶ谷地にある。ここでは朝陽が東側傾斜地の、夕陽が西側傾斜地の家陰となり、この地形特有の光の差す時間が制御される光環境を持つ。本計画は1階を周辺と連続したワンルーム形式のリビング空間とし、2階の開口部から差す光が...
空間研究所/篠原聡子
サンカク
山梨県, 2016
八ヶ岳山麓の標高1,500mという高地に建つ山の家である。夏はきわめて快適で汗をかくこともないが、冬は零下20度になり、雪も深い。さらにこの敷地は南に向かって傾斜していて、最大で5.5mの高低差がある。この場所のそうした条件にできるだけ直截に呼応する建築をつくろうと思った。...
畝森泰行建築設計事務所
父子の家
埼玉県, 2022
改修と新築を混ぜたようなプロジェクトである。新旧の民家が混在する郊外住宅地のなかに敷地はあり、そこには大工だった建主の父が生前に施工した母屋やハナレ、作業場、倉庫などが建っていた。これらは少なくとも4回以上の増改築がなされており、そのうちのハナレと作業場を息子である建主家族...
土田拓也/no.555 一級建築士事務所
SJH / garari
東京都世田谷区, 2018
近くにスポーツ施設もあることから、道幅の割に人通りが多い敷地。 大らかな施主は有効なテラス空間を求めていたが、ここではテラスを無防備に配置することは、道路を行き交う人との距離感が近く、かえって開放的な暮らしが行えない事が想像できた。 外部からの視線と解放された暮らしをどう...
畝森泰行建築設計事務所
高岡の住宅
富山県高岡市, 2020
富山県高岡市に建つ平屋の住宅である。古い街にある奥行きのある敷地で、南北には隣家と倉庫が迫るように建っている。建て主は夫婦と幼い姉妹で、閉じた中庭をもちつつ明るく快適な暮らしを求めた。また近くに流れる川からの浸水の懸念もあり、加えて北陸地域特有の厳しい気候(深い積雪や日照時...
畝森泰行建築設計事務所
東京の住宅
東京都, 2019
東京の密集地に建つ延床50㎡程の小さな住宅。周囲の住宅が迫るなか、その小ささに反するように外壁をセットバックし、屋根を下げる。いわゆる屋上テラスではなく、また特別な機能も持たない小さな外部空間を併せ持つ住宅である。 建て主である40代の夫婦はこの土地を手に入れ2人の住まい...
iVY Design Associates
HOUSE K
Maebashi City, 2014
House K is a residence for a family of four. It is located on the outskirts of Maebashi City in Gunma, Japan. The site is surrounded by o...
庄司寛建築設計事務所
横浜の家
神奈川, 2023
優良な住宅地の北西角に位置する敷地に,建物を縦横に貫く視線の抜ける軸線をプログラムし,RC外断熱によって温熱環境を確保したメインヴォリュームと建築全体を覆う打放しの屋根が織り成すスリット開口の存在が特徴的な外観と優良な住空間を創り上げている.
オーガニックデザイン
ミドリノカーテンノイエ
埼玉県, 2013
~Green Screen House~ この住宅の設計では、街区や外部の関係性から設計から始まり、ひいては内部の空間領域の工夫とうまく繋がるように設計を心がけた。 まずこの街区に従前のバラ畑を楽しみにしていた地域の人たちに、同じようにこの場所を通る楽しみを持てるような場所...
APOLLO / 黒崎敏
LEAF
東京都, 2019
敷地は東京都心の閑静な住宅地の一角、クライアントは夫婦で歯科医院を営む。敷地内には親族も家を建てて暮らしている。大きな中庭を取り囲むコートハウスにすることで全部屋が中庭に面し、内外の中間領域的居場所をつくることがコンセプトである。 ダークグレーのガルバリウム鋼鈑の外壁と、...
Takeshi Hirobe Architects
Villa MKZ
Chiba, 2021
The footprint of this vacation home dances around the complex conditions of the site. Although the site is splendidly situated overlookin...
Case-Real / Koichi Futatsumata Studio
House in Jindaiji
Jindaiji, 2022
A project located in a quiet residential area in Chofu City, Tokyo. The client was attracted to this environment due to the trees planted...