コクヨの複合施設「THINK OF THINGS」

Neoplus Sixten Inc.
26. maggio 2017
Photo by Neoplus Sixten Inc.

敷地面積432m2、建築面積245m2、延床面積612m2、地上3階建。
1階には賑わいを生み出すショップとカフェ、2階はワークショップやイベントで新たな試みを検証する場所、3階には企画開発を行うオフィス及びプロジェクトルームを配置。社会のニーズを感じながらスピード感のある商品、業態開発を実践する。

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コクヨが建築企画・店舗デザインをした新築ビル。オーナーは別なのでテナントとして入ったかたちだ。
接道からセットバックした建物。閉じすぎず外部と緩やかにつながるファサード。シンボルツリーのカリンをはじめ、グリーンを取り入れながら街に溶け込むような佇まいを考えた。

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前庭は街に広場を提供するようなちょっとした溜まりだ。

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1階〈CASE〉
手前からカフェ、ライフスタイルショップ、くつろぎスペース、そして裏庭へと続く。カフェは三軒茶屋のロースター、OBSCURA COFFEE ROASTERSによるプロデュース。

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ライフスタイルショップでは、生活と仕事の双方に「刺激や発見をもたらす道具」という視点でオリジナル商品とセレクト商品を展開。

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帽子箱を思わせる紙筒にアルミのトレイを載せたサイドテーブル「HAT BOX TABLE」。

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コクヨのロングセラー商品キャンパスノートや、筆箱や小物入れになる丸筒などを、生活シーンでも使えるようにアップサイクルしたアイテム。

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「カドケシ」などコクヨアワードから商品化されたアイテムを集めたコーナー。

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ノートや測量野帳への名入れサービス(有料)もある。

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奥のくつろぎスペース。クリエイターの事務所が多いエリアであるため、飲食の場としてだけでなく、プロダクトを見たり、考える場所、打合せ場所などとしての利用を促す構成とした。

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プライベート感のあるテーブル席も。

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裏庭。近隣に住宅が密集しているため塀で囲われているが、小さな都会のオアシスのようだ。

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庇の付いたベンチスペースが設えてある。

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樹齢100年以上のオリーブを主役とした植栽はソウアトリエが担当。

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エレベーターもあるが前庭から螺旋階段で2階へ。

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2階〈TOT STUDIO〉
多目的に使われるスペースで、トークショーやワークショップなどを開催していくそうだ。レンタルも可能。

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2階からファサードの裏側を見る。

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3階〈コクヨオフィス〉
商品開発チームを含む30ほどの固定席に加え、フリーアドレス席も用意されている。ワークスペースから仕切られたスペースには、ロッカー、作業台、コピー機など。

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3階にはバルコニーもあるので、外での打合せも気持ちが良さそう。

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さらに屋上にはキッチンも設えてあり、イベント、撮影、バーなどとして活用される予定。

創業以来112年、文房具とオフィスファニチャーを中心に、人々の「働く」「学ぶ」フィールドをサポートしてきたコクヨ。THINK OF THINGSでは「ライフとワークの境界を越える」をテーマに「働く」「学ぶ」に留まらず、「暮らす」という視点を加えた新しい価値の提供と、ショップ名が表す通り、道具を手に取りながら”モノ/コト”について考えられる場所を目指す。

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