プロジェクト
中佐昭夫/ ナフ・アーキテクト&デザイン
PAL国際保育園@東京外大
東京都, 2022
東京外国語大学の構内に設計した保育園。 大学の中央広場から伸びる並木道を抜けた先に、敷地は設定されていた。そこは2mほどの高低差がある丘のような場所で、その隣に立っている学生寮を建設した際に積まれた残土が放置されたものらしいと説明を受けた。メッシュフェンスで囲って管理...
ニコ設計室
商店街のツリーハウス
東京都中野区, 2023
中野区の商店街に計画した3階建ての住宅です。 敷地は間口3.6mで約10㎡。東京の電車の車両の幅は3m程度なのですが、ちょうどその車両を縦に3段積み上げたような大きさしか建築できない敷地でした。 そう言う意味では設計した僕たちもエライですが、何より も更地の段階でこの土地...
中佐昭夫/ ナフ・アーキテクト&デザイン
Drawer Balcony House
東京都, 2022
前面道路側に向かってバルコニーを大きく引き出して、空中に庭のような場所をつくっている。 そこはプライバシーやセキュリティが配慮された6.5畳分のスペースで、アウトドアダイニングを楽しんだり、植物を並べたり、夜風にあたりながらビールを飲んだり、天気のいい日にイスを出して...
山縣洋建築設計事務所
KM
山梨県南都留郡, 2024
敷地は川口湖の近くの別荘地内にある。別荘地の入り口から入り豊かな森を抜けて敷地に近づくと急に視界が広がる。周囲の別荘は豊かな森の中に点在しているイメージだが、この敷地だけは整地されていて南の端部に20mぐらいの高さの針葉樹が一本だけ生えていた。周囲の道路から視線を遮る樹木が...
シーラカンスアンドアソシエイツ
土生公民館
広島県尾道市, 2021
分節した屋根とボリュームによる集いの場 村上海賊の歴史や造船の町で知られる因島は、現在人口約2万人ほどとなり、少子高齢化が進む。2015年に閉校となり、体育館とグラウンドのみ地域施設として使われ続けている旧土生小学校跡地に、老朽化している公民館を移転するため、2018年に...
佐々木龍一/佐々木設計事務所
池上の音楽複合プロジェクト
2021
東京の南側、五重塔でも知られる池上本門寺の麓が敷地である。この地に居住しながら音楽練習、勉強、鑑賞、創作、発表も出来る多様な音楽生活の活動空間構成を提示すると同時に、建築空間が時間、利用いよって異なる構成がハイブリットに組み合わされる新たな建築の構成を計画した。建物形状は、...
藤原昌彦 / バウムスタイルアーキテクト
三原久井の家
広島県三原市, 2020
広島県三原市の山々に囲まれた田園風景の広がる場所にある。 施主は関東から郷里に帰ってくることを決めた五人家族。 設計前にこの敷地を訪れた際、緑豊かな田園風景や管理された美しいあぜ道を眺めていると、この緑の中に端正に浮かんでいるような住まいを思いついた。 施主からはこの自然を...
MMAAA / 三木達郎 + 本橋良介
真鶴の改築住宅とアトリエ
神奈川県真鶴町, 2022
ふるまいのマニュスクリプト 施主の陶芸家夫妻は20年程前に遠くに真鶴湾を望むこの土地に移住してきた。斜面に半分が埋まるRC造の地下とその上に載る木造2階建の中古住宅を購入した。2人の子供たちが家を離れることを機に、アトリエとして利用している地下躯体を残して上屋を建て替えるこ...
MMAAA / 三木達郎 + 本橋良介
南青山のコンプレックス
東京都港区, 2019
テナント・共同住宅(2戸) 建築面積 : 約90m2 延床面積 : 約230m2 規模 : 地上3階建て 構造 : 鉄筋コンクリート造 構造設計 : ロウファットストラクチュア
ニコ設計室
小松さんの家
2022
『わざわざ別荘やリゾートに行かなくても、家で毎日リフレッシュできるような、楽しい家が欲しい!』というご要望をいただき、設計が始まったのですが東京のど真ん中。周囲はかなり住宅密集地。敷地は25坪で、建てられる面積も広くはありません。 そこで家の中の一番日当たりのいい場所にサ...
小松隼人建築設計事務所
下松の家
山口市, 2023
【中庭の求心性と連続性】 山口県下松市の住宅地に建つ計画。敷地が広く隣地との接地距離が長いため、多くの住宅によって囲まれ、多方向からの視線が交錯していた。前面道路は交通量の少ない静かな道路であるが、近隣の幹線道路からの騒音が絶えず響いている。この音環境と合わせて、守ら...
小松隼人建築設計事務所
HOUSE Y
西日本, 2023
【多方向に繋がる風景】 敷地は雑木林に囲まれた広大な平地。散策すると様々な景色との出合いや、恵まれた自然環境を享受でき、特に北西の瀬戸内海の夕日と、南東の雄大な山並みは情緒豊かな風景である。この広大な敷地と雄大な風景をそのまま受け止めるのではなく、建築が据わることによって...
小松隼人建築設計事務所
夕凪の家
西日本, 2023
【住環境と風環境の両立】 日本海沿いに建つ住宅。敷地から見る夕日が美しく、まさにこの海と夕日を眺めるため、生活に取り込むための住宅を望まれた。 この地域の波は日常的に荒く、特に風が強い日は護岸の塀も壊すほどの荒波となる。強風の地域では、卓越風向に対して見付面積が小さ...
1moku co.
Aki ニセコ
北海道倶知安町, 2025
ニセコの温泉ヴィラのランドスケープデザインを担当。このプロジェクトでは、ニセコの美しい自然環境と四季の移り変わりを最大限に活かしたデザインを目指し、冬の雪景色を楽しむためのスノーガーデン、春の新緑や夏の鮮やかな花々、秋の紅葉を楽しむための多彩な植物配置を計画。
永山祐子建築設計
東急歌舞伎町タワー
東京都新宿区, 2022
新宿に開業した「東急歌舞伎町タワー」において、外装デザインと一部内装デザイン(1階貫通通路及びエントランス/ホテルベルスター1階ラウンジ/6-9階の劇場ホワイエ)を担当した。 歌舞伎町の街ができる前、ここは沼地であった。今でも弁財天が祀られている。戦後、博覧会跡地利用によっ...
杉中俊介+杉中瑞季/多和良屋
桂の家
京都府京都市, 2020
京都市郊外、6人家族のための住宅。 必然的に大きなボリュームとなるため、全体を包み込む大きな屋根の下で、領域ごとに小さな屋根で分節しつつ、吹抜けを介して緩やかに繋がる空間構成としている。 キッチンやスタディコーナー、和室や個室といったそれぞれの領域では様々な素材を使い分け、...
1moku co.
NOT A HOTEL SETOUCHI
広島県三原市佐木島, 2025
世界的な建築設計事務所BIGとの共同 ワークで、瀬戸内海の美しい立地に出来るNOT A HOTELのプロジェクトのランドスケープデザインと施工を担当した。 このプロジェクトの建築の特長の一つは、現地の土を用いたラムドアース壁。ラムドアース壁は、現地の土...
1moku co.
プリシアリゾートヨロン
鹿児島県与論町, 2023
ミコノス島をテーマにランドスケープのリノベーショ ン。 エーゲ海の風を感じるオープンエアのスペースや 地中海風の石畳など、細部にわたりミコノス島の エッセンスを反映させた。ミコノス島にいるかのよ うな特別な体験を提供し、ホテルの魅力を大幅に 向上させることか...
SAKO建築設計工社
大分シャングリラ
Oita, 2022
大型商業施設の一角にある子供広場をリニューアルしたプロジェクト。子どもたちの思い出に残る、美しく楽しい桃源郷「シャングリラ」を目指した。 【スパイラルテラス】 樹齢25年のケヤキを残し、それを中心に据えて、棚田のような水面を螺旋状に広げた。真っ白な側壁と水底は、...
ニコ設計室
グリーンハウス
東京都杉並区, 2021
もともとここに建っていたアパートの名前も「グリーンハウス」。 緑溢れる場所になって欲しいという願いの込められた名前だったとの事でした。 そこで、最初から名前を継承する事を決め、十分な貸し室面積を確保しつつも可能な限り植栽可能な地面を 残すようなすがたかたちを検討しました。 ...
STAR/エスティエイアール
Prabha
大分県大分市, 2023
ホテルのような納骨堂 大分県大分市にある妙蓮寺の境内に併設される納骨堂の計画。納骨堂とは、屋外にある墓地ではなく、ロッカーや小型の仏壇など屋内の決められたスペースに骨壺を収蔵することができる「納骨スペース」である。近年日本では、核家族化や人口減少、都市への人口流出などによ...
MAD
Ephemeral Bubble
Echigo-Tsumari, 2024
Ma Yansong/MAD have revealed their latest installation, "Ephemeral Bubble," at the 2024 Echigo-Tsumari Art Triennale. This installation o...
ニコ設計室
粟津さんの家
東京都, 2023
既存建物は、築20年以上のヘーベルハウスの重量鉄骨造の2世帯住宅で、頑丈な重量鉄骨造でした。 間取りはもともと2階がリビング、3階が個室という構成だったのですが、3階には広いルーフテラスがついていたのでそれを生か して3階をリビングスペース、2階を個室という形に再構成してい...
APOLLO / 黒崎敏
LAXUS
東京都大田区, 2022
敷地は都心にほど近い閑静な住宅地。コンクリート打ち放しと樹脂木という二つの異なる素材のキューブがずれながら重なるアイコニックな外観が特徴的で、角地特有の景観を創出している。 エントランス横に設けたピロティーガレージには鉛直柱がなく、木造でありながらも2階のボリュームが27...
APOLLO / 黒崎敏
ESPRIT
東京都渋谷区, 2022
都心部の住宅地に建つコンクリートとガラスのマッシブな外観が特徴。 花や緑を介してライフスタイルをデザインする会社を経営するクライアントは、そのコンセプトを取り込みながら、プライベートのみならずパブリックにも開いた、新しい概念の住宅をつくることを目指して計画がスタートした。 ...
前田圭介/UID
Suφral Case
宮城県仙台市, 2023
テナントスペースと住居併用の計画である。敷地は仙台駅からほど近い高層マンションやビルが林立するエリアの角地に位置している。中心市街地における垂直方向へ延伸する都市の風景を緩やかに身体に近いものにできないかを考えた。つまり敷地容積率最大ボリュームとした建物ではなく、余白を生み...
前田圭介/UID
うなぎ四代目菊川 京都祇園店
京都市, 2023
明治初期に建てられた町家茶屋様式の建築を鰻屋としてコンバージョンする計画である。敷地は古くから花街として栄えてきた京都祇園新橋通に位置し伝統的建築物が建ち並ぶ統一感のある町並みを形成していた。建物は1つの置屋に2棟が連なり北面が新橋通、南面が白川筋に接道している。正面となる...
前田圭介/UID
サントリー登美の丘ワイナリー
山梨県甲斐市, 2022
南に富士山を仰ぎ、眼下に甲府盆地を一望できる丘に位置する「サントリー登美の丘ワイナリー」のリノベーション計画である。販売する日本ワインのリブランディングに伴い施設の体験価値の向上から既存ワインショップのリニューアルが求められた。今回のリニューアルに際して日本ワインの美意識と...
前田圭介/UID
ZHU
Nishinomiya, 2022
アジアでビジネスを展開しているシンガポール在住の建て主が日本での滞在時に過ごす住居の計画である。敷地は風光明媚な六甲山の中腹に位置し周辺一帯は斜面地を宅地造成した住宅街である。様々な制限のかかるこの敷地において、法的に建築可能な最大ボリュームが求められた。 既に敷地内には...
前田圭介/UID
巣-pider
Fukuyama, 2020
領域が伸縮するおおらかな環境 丘陵地を開発した郊外の住宅地に建つ家族4人の住まいである。周辺環境は、分譲地特有の縦横比をもった区画に対して平行に建てられた住宅群が画一的な風景をつくっている。敷地は北面道路に接道し、東西は坂道に沿った状態で隣地とは僅かな段差を伴っている。南...
杉中俊介+杉中瑞季/多和良屋
近江路の家
滋賀県草津市, 2024
滋賀県草津市、浜街道沿いに古くからある集落の古民家。夫婦のための住まい。 これまでの時間の流れを大切にしながら、受け継ぐもの、終うもの、動かすもの、新しいものが混然一体となって、新しい生活空間を構成するように意図した。 ブリコラージュするように積み重ねられた部分の集積に、時...
杉中俊介+杉中瑞季/多和良屋
東力の家
石川県金沢市, 2022
金沢市郊外、4人家族のための住まい。 準工業地域に位置し、将来の外部環境の不確実性により、室内空間のみで成立すべく、中央に内部化した吹抜け庭空間を配している。 家族の生活リズムの違いを調停するため、室用途ごとに床高さを変えたうえで吹抜けに面する構成とし、家族の一体感と生活の...
杉中俊介+杉中瑞季/多和良屋
羽咋高校 杜の鐘ホール
石川県羽咋市, 2022
羽咋高校創立百周年事業としての図書館棟1階ホールの改修。 羽咋高校の卒業生や在学生など、関係者すべての拠り所となるよう、校歌に詠まれた情景をイメージした空間を構想した。遥かに見える気多の浦のゆるやかな稜線、渚に寄せては返す波、たなびく雲などから連想されるやわらかな空間を、ホ...
杉中俊介+杉中瑞季/多和良屋
上馬の家
東京都世田谷区, 2022
住宅密集地のなか、T字路に面して建つ仕事場付き住宅。 敷地に目一杯のボリュームを立ち上げた上で内部空間を立体的に構成することにより、適度に視線が抜け、光や風を通し、明るく変化のある場を生み出している。 駐車場やバルコニー、ルーフバルコニーによりボリュームを切り欠くことで外の...
杉中俊介+杉中瑞季/多和良屋
HP曲面を挟んだ家
東京都世田谷区, 2018
私鉄沿線の閑静な住宅街にある一戸建て住宅。 シンプルに必要諸室を配した長方形平面の二階建て、斜線規制にあわせた立面形状としつつ、1階と2階の間に木造HP曲面による構造床を挟み込んでいる。1階はその曲面あらわしの柔らかく落ち着いた空間とし、2階は各室の床に段差をつけて楽しい場...