プロジェクト
アトリエブンク
糸魚小学校
北海道, 2008
1学年1クラスの平屋の小学校。外壁面積が小さいシンプルな形状を採用して暖房エネルギーを削減し、廊下がなく自由度の高い平面計画とした。地場産木材とRCのハイブリッド構法とすることで開放的な木造空間をつくり、十分な光や風の供給を図った。自然光による光のムラが、こどもの活動を促す...
LEVEL Architects
深沢の住宅
東京都、世田谷区, 2013
間口2間の細長い敷地を最大限活かすことの出来る伸びやかな空間と、プライバシーを守りながらも外部との関係を大切にした空間を展開している。南北に抜けたLDKは、リビングは天井を高く、ダイニング側は天井を引く抑えることにより、空間にメリハリをつける。その間のトップライトのある吹抜...
LEVEL Architects
東武動物公園の2世帯住宅
埼玉, 2013
都心からのアクセスも良い、郊外に建つ桜並木を目の前に臨む二世帯住宅の計画。大きなテラスと横にのびる軒が、外の風景とリンクするように住まいの基盤をつくり、各部屋でそれぞれ異なる断面形状が、水平方向の豊かさと巡り会う空間を持つ住宅になっている。
LEVEL Architects
大船の住宅
神奈川, 2012
西側のポイントを頂点として三角錐状に削り取ることにより、西側への視界の抜けをつくり出し、かつ、プライベート性も確保している。このボリューム操作を、素材自体は柔らかい印象に仕上がる木の箱で表現することことにより、切り口がよりシャープに削り取られている印象を与えている。木の下見...
LEVEL Architects
渋谷の住宅
東京都, 2011
スケートボードのバンクと、ピアノ室を取り入れた住宅である。外部の庭と一体になるスケートボードバンクに、フロアレベルを高くし、フルオープンできる防音扉で仕切られたピアノ室をレベルを変えて配置した。その防音扉を開け放つことで、ステージに変わり、バンクは客席となり、また違った空間...
LEVEL Architects
門前仲町の住宅
東京, 2011
敷地を訪れた際、1区画先に流れる大横川とその両脇に続く桜並木の心地良さを感じ、敷地から見える桜並木の景色を建物に取り込むように計画を始めた。施主夫婦の要望は大変シンプルで、白を基調にした空間にシンプルに暮らしたいというものであった。空間構成は、各階の床面積が約40m2と決し...
LEVEL Architects
富士の住宅
静岡, 2011
敷地・法面・公園まで含めた特徴的な北側の断面形状生かすため、建物の断面は外部環境との関係性から南北に傾きをもつボリュームとした。傾きにより内部は南北へ広がりのある空間となっている。リビングは施主の床座の生活の希望により畳敷きとし柔らかい空間となっている。南面は、コンクリート...
LEVEL Architects
中野の3世帯住宅
東京, 2010
4世代3家族が入居する多世帯住宅である。建物を貫通したヴォイドが地下では剣道場のドライエリアとして機能させ、採光・通風を確保している。また、このヴォイドは、プライバシーを確保しながらも互いの存在を感じることの出来る空間となり、独立して生活をする多世帯を緩やかに繋いでいる。
LEVEL Architects
等々力の住宅
東京, 2011
建物外観は前面を3.3mのキャンティレバーとし、開口部のないファサードに対し、室内に入ると、建物中心に南面に向けたV字で切り取られた中庭から光と風が降り注ぎ、建物のどこにいても自然を感じることのできる空間が広がっています。
LEVEL Architects
材木座の2世帯住宅
神奈川, 2010
ホームベース状の敷地に、外部の緑を取り込むように生まれた『くの字型プラン』からは、不思議な視線の抜けと、2世帯の家族の繋がりが生まれている。緑と建物に囲まれた中庭はプライベートな家族のスペースである。
LEVEL Architects
大井町の住宅
東京, 2010
間口2間、奥行き6.5間と、うなぎの寝床型の狭小住宅である。狭小ながらも中庭を設け、視線の抜けを確保し、広がりを感じさせる立体構成となっている。
IKDS
Sola 護国寺スカイガーデン
東京都豊島区, 2008
接道長が小さい都心敷地において重層長屋として計画した、6住戸のコーポラティブハウス。各戸へのアプローチ面が限定される中でもどの住戸も、空と、隣地寺社地の緑を楽しむ居住空間となるよう、室内空間と、3m x 3m の屋外テラスを立体的に配置することで、各オーナーの個性あふれる居...
IKDS
非周期パターン構造体
神奈川, 2007
小さな建築であるが、アルゴリズミックな非周期配列を特徴的構造体に応用し、これまでにない建築の考え方への可能性を込めた実験的な作品。ファサードのパターンは、建物は大学事務棟の増築であり、キャンパスに届く荷物を受け取って各研究室に取り次ぐ小さな集配センターの役割を果たし、キャン...
IKDS
Septem 南青山
東京, 2012
都心住宅街に計画された重曹長屋形式のコーポラティブハウス。比較的建て込んだ立地にあっても、外部階段とドライエリアを立体的に組み合わせ、どの住戸にも光と風が潤沢に送り込まれる構成を実現した。各オーナーの個性あふれるテイストを盛り込んだ住空間は賃貸住宅としても機能している。
隈研吾建築都市設計事務所
アオーレ長岡
新潟, 2012
新潟県長岡市大手通1-4-10 市役所本庁舎、集会所、自動車車庫、店舗・飲食店、銀行支店、屋根付き広場 12073.44 m2 20世紀の公共建築は、都市の成長、規模の拡大に応じて、郊外へ移動し、駐車場の中の孤立した...
隈研吾建築都市設計事務所
浅草文化観光センター
東京, 2012
東京都台東区雷門2-18-9 観光案内所・事務所・展示場・飲食店 2159.52 m2 雷門の向い側の角地、わずか326㎡の敷地に、観光案内所、会議室、多目的ホール、展示室といった多様なプログラムが求められた。
APOLLO / 黒崎敏
NEUT
東京, 2012
眼科医のご夫婦は心おきなく趣味の音楽鑑賞を楽しめる家を建てるために、閑静な住宅街に間口が小さく奥行きの深い土地を購入。RC造外断熱工法で 設えた地下のスタジオには中庭を設け、遮音性を配慮した二重ガラスを使用することで騒音問題を解決している。ドライエリアを介して注ぎ込まれる光...
森清敏 + 川村奈津子 / MDS
深沢の家
東京, 2011
木造は安易にはスパンがとばせないことなどの制約があるのは事実だが、その制約こそを木造の特徴と捉え、空間にきちんと落とし込むことを考えた。この住宅においては、市場に流通している一般的な木材を組み合わせた梁とそれを支えるV字柱をならべることで、木造としてはやや大きな空間を実現し...
荒谷省午建築研究所
リジェール
滋賀, 2011
田園風景が残る地域に建てられたカフェ。伝統的な日本家屋が点在する中、周囲の環境とは隔絶した空間を確保するためにファサードにバッファゾーンを設けた。 内部はシンプルなトラス構造を露出させ、小さいながらも広がりのある落ち着いた空間となっている。
荒谷省午建築研究所
天台の家
京都, 2011
直射光を嫌った建主の要望から、明るすぎない居住空間をテーマとした。一つのボリュームを分割するように設けた光庭は、垂直のスリットとして通風と採光の機能を担う。また屋根をボリュームから少し浮かせてハイサイドライトを設け、水平のスリットとして間接光を取り入れている。
荒谷省午建築研究所
椹木町通の町家
京都, 2011
築80年の町家の改修。既存の軸組に対し、28mmの構造用合板によるボックスを内接させて構造補強と部屋機能の両立を図った。新たに挿入したボックスと既存部との新旧の対比により、町家が本来持つ魅力を取り戻しつつ、新たな建築技術によって現代の町家へと蘇らせることを目指した。
荒谷省午建築研究所
KRAMPON
兵庫, 2012
高低差12mもある斜面地に建てられた住宅。硬い岩盤質の敷地のコンタラインに沿って3つのボリュームを斜面に引っ掛けるように置き、それらを三角形の階段空間で繋いでいる。敷地に覆い被さるようにあった既存の桜の大木を下から見上げるようにトップライトを設けている。
石井大五+フューチャースケープ 建築設計事務所
長岡の住宅
新潟県長岡市, 2010
豪雪地の長岡の中心街に建つ住宅。既存の店舗を残し、住宅のみを建て直したが、構造遡及を避けるため、2つを離し、雪除けの庇付き路地でつないだ。 住宅の出発点は、冬の暗い室内風景だった。冬が明けるまで、予め雪の多少は分からないから、建て替え前の家では、最大3mの積雪...
中佐昭夫/ ナフ・アーキテクト&デザイン
House Snapped
埼玉, 2012
L字に折れ曲がった敷地の手前と奥に、大小2つの建物を、コーナーで接するように配置した。それはちょうど1つの建物をポキリと折り割ったような形で、折る角度は敷地の折れ曲がりに合わせてある。 コーナー部分には丸柱を据え、それを中心に庭・玄関・大小2つの建物、あわせて4つの場...
F.A.D.S
建築の植物化
韓国, 2004
太陽エネルギーをテーマとして韓国で開催された国際コンペティションで、グランプリを受賞したプロジェクトです。工学院大学藤木研究室の学生たちと一緒に制作しました。光州市の中心部に敷地が与えられ、自然エネルギーの活用と、その研究・展示を目的とする「ソーラーサイエンスセンター」を設...
F.A.D.S
人工地形
兵庫, 2011
大きな家具のようにくつろげる洞窟状の空間 《人工地形》と名付けたこの作品は、コンテナの中をいわばくり抜いたような形で、不定形な洞窟状の空間をつくり出したものです。工学院大学藤木研究室の学生達と一緒に制作しました。2011年秋に開催された『神戸ビエンナーレ2011』に出品し...
F.A.D.S
Aqua-scape The Orangery version
イギリス, 2009
オール・プラスチック建築のプロトタイプ 2009 《Aqua-scape》とは、水のように柔らかく不定形で、クラゲのように骨の無い建築を目指して、全てをプラスチック素材のみを用いてセルフビルドした実験建築です。折り紙のように、一枚のシートを折り曲げたときにできる形で構成さ...