プロジェクト
齊藤正 轂工房
うしやまクリニック
香川, 2012
建築がいつの頃からか装飾を脱ぎ捨て、白い箱に修練されている。デコレーションすることにも罪を感じるようになってしまった。ポストモダンとデコンストラクションの後遺症がまだ残っている。表現に意味の無いものはキッチュとされるが、意味があってもその意味すらキッチュなのかもしれない。建...
齊藤正 轂工房
誠心保育園
香川, 2013
この施設は、待機児童解消のために増築された保育園の幼児棟である。単なる増築計画ではなく、老朽化した既存保育園の将来像を示唆する計画である。面積確保のためだけの増築では、子供の保育を見据えたものにはならない。 ここでは、ロジェ・カイヨワの『遊びと人間』をヒントに計画を進...
齊藤正 轂工房
ハレルヤ
香川, 2013
医療、福祉の4つのプログラムが共棲するこの施設は、建物中央に配置したアトリウムホールを中心に、緩やかに外部と繋がりながりながら「街」を構成している。 透明性の高い1階は、近隣に開けた施設を目指している。比較的閉鎖的な2階も、アトリウムホールの吹抜けと中庭が1階から3階...
齊藤正 轂工房
善根湯×版築プロジェクト
香川, 2013
瀬戸内国際芸術祭2013秋-本島の参加作品。 かつて塩飽諸島に栄えた塩飽大工の復活プロジェクトの一環として芸術祭に参加することになった。 この建築は、版築とむくり屋根によるセルフビルドの建築であり、その形から通称「とぐろ」と呼ばれている。多くのボランティアの方た...
齊藤正 轂工房
版築ハウス
香川, 2014
この建築は、讚岐地方特有の長屋門のような表情を持っているが、ロフトを持つ平屋建ての建築で、1つのむくり屋根を居住部分と客間部分の2つのブロックで支える形となっている。 居間は、木造の木組みを見上げるような空間になっており、キッチンが個室へのパスゾーンとなっている。また...
齊藤正 轂工房
げんき歯科・矯正歯科
香川, 2015
本来、日本の木造建築は、ふすまと障子で仕切られて、ほとんど壁がない、透明感そのものの建築であった。しかし、阪神大震災以降、憑りつかれた様に壁の多い建築が当たり前になってしまった。日常的に見る住宅も、壁にわずかな開口部が空いているだけの住宅がほとんどで、透明感がない。プライバ...
中佐昭夫/ ナフ・アーキテクト&デザイン
Half & Half House
東京, 2014
この住宅は、以下A・Bの性格が異なる住宅を、半分ずつ合わせることで成り立っている。 A:陸屋根の住宅 南と西に接道する角地で、日当り・風通し・見通しがよく、それらを室内に取り込む水平連続窓と屋上バルコニー設けている。水平連続窓には透明ガラスを使っているが、通行人から...
中佐昭夫/ ナフ・アーキテクト&デザイン
しぜんの国保育園(small village)
東京, 2014
様々な世代や文化の人々が集まって交流できる、小さな村のような保育園。 敷地は前面道路から下ってゆく雑木林の斜面で、下った先に平場の園庭がある。その斜面に7つの建物と、長いスロープをつくった。スロープは山の遊歩道のようなカーブを描きながら建物同士をつなぎ、木々の間を通り...
中佐昭夫/ ナフ・アーキテクト&デザイン
Arch Wall House
東京, 2014
スロープ通路の左右から、曲面壁をアーチ状に伸ばして建つ2つの住宅。 左は一人暮らしの女性のための平屋の住宅(A棟)、右は夫婦+子供の三人家族のための二階建ての住宅(B棟)で、こちらはA棟に住む女性の子世帯にあたる。 1000㎡以上の広い敷地には、既存で母屋・離れ・小...
中佐昭夫/ ナフ・アーキテクト&デザイン
Roadside House
新潟, 2014
前面道路から敷地内へと枝分かれする私道をつくり、私道に向かって間口の広い大屋根の住宅をつくった。 私道はアスファルトで仕上げ、実際は庭でありながら一般的な道路と同じ雰囲気にしている。近所の人と気兼ねなく立ち話をしたり、子供がチョークで絵を描いて遊んだり、来客時には駐車...
Meier Partners
Harumi Residential Towers
Tokyo, 2014
Situated on the waterfront promenade of Tokyo Bay, this project is a focal point for the Harumi district. The buildings are highly visibl...
Wiel Arets Architects
A' House
Tokyo, 2014
This compact private residence is nestled within the dense expanse of Tokyo, in Nishi-Azabu—a neighborhood characterized by narrow ...
小松隼人建築設計事務所
中山の家
広島, 2014
【3つの分棟形式と隙間の関係性】 敷地は広島市の山間に区画された閑静な住宅地です。 一区画がゆとりある面積のため敷地の廻りがすべて住宅に囲まれていますが、密集して建し並んだ印象はなく穏やかな時間が感じられる場所です。建主はご夫婦と子供3人の5人家族。プライバシーは確保し...
小松隼人建築設計事務所
松山南の家
愛媛, 2013
松山市街地からほどよく離れた、のどかな郊外に建つ住宅である。 敷地周辺は東側道路以外は隣家が建ち並んでいるが、それぞれの敷地が広いこともあり適度な距離を保っている。建主の要望は、既存建物と同様に平屋の構成で、南庭を可能な限り残し、この庭を眺めながら開放的に生活...
小松隼人建築設計事務所
松前の家
愛媛, 2011
松山市の市街地から少し離れ、のどかな田園風景が広がる地域に計画された夫婦と子供のための住宅である。 北側の田園風景は豊かで美しいが、この環境の持続性に対して不確定要素も予測できるため、建物がこの風景に対してすべて依存することなく、自ら育てていく風景と共存させる...
小松隼人建築設計事務所
伊予の家
愛媛, 2012
愛媛県の伊予市に建つ住宅の建て替えである。 敷地は区画整理された住宅地で、建物を北側に寄せて南側に庭を配置した計画がほとんどである。建主の要望は、東側道路以外は住宅で囲まれた敷地であるため、周辺環境からある程度のプライバシーを確保したいことと、採光を確保しなが...